iDeCo 手数料・税金控除の話
早速マイナスからのスタートです。
なぜか。
加入手数料等がかかっているからです。
確定拠出年金(個人型)に加入する場合は、国民年金基金連合会に2,777円と運営管理機関にいくらか払う必要があります。
それが初回に反映されるため、赤字(赤字なのに青いのは気にしないでください)スタートになるわけです。
いきなり赤字が画面に表示されると、かなりのインパクトですね。
私は1ラウンド開始して間もなく右ストレートを喰らったみたいな感じでした。
実際、こんな感じです。
◆年間のランニングコスト
種類 | 支払先 | 支払い方法 | 金額 |
事務手数料 | 国民年金基金連合会 | 毎月の掛金から |
年間:1236円 (月103円) |
資産感手数料 | 信託銀行 | 毎月の掛金から |
年間:768円 (月64円) |
運営管理手数料 | 運営管理機関 | 毎月の掛金から | 管理機関に依る |
毎年かかる手数料を簡単に整理すると、最低でもこれだけ運用にはかかるわけです。
年間で少なくとも2,000円ちょっとですかね。
しかし、それでも長い目で見ると、やはりお得と言えると思います。
特に大きいのが、所得税・住民税が控除されるということでしょう。
◆節税メリット
仮に課税所得金額が350万で、毎月12000円拠出したとすると、、、
毎月12,000×12ヶ月=144,000円
144,000×20%(所得税:10%+住民税:10%) = 28,800円
毎年28,800円の節税になります。
これを30歳から始めたとして、60歳まで拠出し続けると、、、
28,800円×30年=864,000円
30年で864,000円の節税です。
塵も積もればですね。
毎年2000円ほどかかるとしても、お釣りが来ます。
ボディブローのようにじわじわ効いてくるわけです。
もちろん、メリットばかりではないのでしょうけど。
信託報酬などが高いと、逆にそれがボディブローのように効いてきてしまいますゆえ。
自分の生活は自分で守らないといけませんね。