CASH EYE

駆け出しの個人投資家が日々猛省しながら上を目指すブログ

iDeCo  手数料・税金控除の話

 

f:id:csaimon:20170528220819p:plain

確定拠出年金iDeCoが始まって1ヶ月。

早速マイナスからのスタートです。

 

なぜか。

加入手数料等がかかっているからです。

 

確定拠出年金(個人型)に加入する場合は、国民年金基金連合会に2,777円と運営管理機関にいくらか払う必要があります。

それが初回に反映されるため、赤字(赤字なのに青いのは気にしないでください)スタートになるわけです。

 

いきなり赤字が画面に表示されると、かなりのインパクトですね。

私は1ラウンド開始して間もなく右ストレートを喰らったみたいな感じでした。

実際、こんな感じです。

 

f:id:csaimon:20170528225450p:plain

 

 

 

◆年間のランニングコスト

   種類    支払先  支払い方法      金額
事務手数料 国民年金基金連合会 毎月の掛金から

年間:1236円

(月103円)

資産感手数料 信託銀行 毎月の掛金から

年間:768円

(月64円)

運営管理手数料 運営管理機関 毎月の掛金から 管理機関に依る

 

毎年かかる手数料を簡単に整理すると、最低でもこれだけ運用にはかかるわけです。

年間で少なくとも2,000円ちょっとですかね。

 

しかし、それでも長い目で見ると、やはりお得と言えると思います。

特に大きいのが、所得税・住民税が控除されるということでしょう。

 

◆節税メリット

仮に課税所得金額が350万で、毎月12000円拠出したとすると、、、

 

毎月12,000×12ヶ月=144,000円

144,000×20%(所得税:10%+住民税:10%) = 28,800円

 

毎年28,800円の節税になります。

これを30歳から始めたとして、60歳まで拠出し続けると、、、

 

28,800円×30年=864,000円

 

30年で864,000円の節税です。

 

塵も積もればですね。

毎年2000円ほどかかるとしても、お釣りが来ます。

ボディブローのようにじわじわ効いてくるわけです。

 

もちろん、メリットばかりではないのでしょうけど。

信託報酬などが高いと、逆にそれがボディブローのように効いてきてしまいますゆえ。 

 

自分の生活は自分で守らないといけませんね。