機関投資家の空売り その2
信用買いと信用売り
今までなんとなくで見ていた信用買い残と信用売り残。
整理の意味を込めて、書いていきます。
・信用買い残=将来的な売り需要
・信用売り残=将来的な買い需要
極端に言えばこんな感じ。
信用取引は6ヶ月以内に決済をしないといけない。
つまり、いまある信用買いおよび信用売り残は、6ヶ月以内にそれだけ売買いが発生するということ。
貸借倍率
貸借倍率の計算は「信用買い残÷信用売り算」によって計算する。
動きはここで見られる。
貸借倍率は基本的に1以上であることが多い。
つまり、買い残>売り残という状況であるということ。
倍率が下降している局面だと、株価が下がると世の中が思っているということ。
逆の場合、株価が上がると思われているということ。
信用買いが減少⇒倍率が低下=株価が下がるのでは?
信用買いが増加⇒倍率が上昇=株価が上がる!?
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2/17時点で、
信用買い残:1228300
信用売り残:565100
貸借倍率 :2.17
空売り(信用売り)が急激に増えたのが、2016年9月30日。
この前日くらいにここは株式分割を行っていて、株価は2000円くらいの高値をマークしている。
だいたい11月上旬くらいまで、1800~2000円くらいで推移。
信用売り残は500,000以上で推移。
決済期限が6ヶ月だとすると、期限は3月末。
でも、別に9月に売った分をずっと持っているわけでもないよな・・・
信用の推移が一週間ごとだからな。
決済した量と同じだけまた空売りしたら、数字には変化ないもんな・・・
それをできるのかはわからんが。
とりあえず、この1ヶ月は信用の動きにも気をつけてみよう。
ヒントがあるかもしれない。